2006年8月5日(土)
鋸南町元名海岸

目的地	富津から館山あたりの海岸
ルート	行き　：　明治通り → R357 → R16 → R127 帰り　：　R127 → R16 → R357 → 環七
走行距離	256km

真夏だ。
今年の梅雨はいいかげん長かったが、先週の日曜に梅雨明けしてから金曜までビューチフルなサニーデイが続いている。俺は職場の窓から表の真夏を眺めては、「仕事なんかしてる場合じゃねーなあ。」と思いつつもサラリーマンという仮の姿で悶々と我慢し、今日ついにTHE POORなウィークエンドワンダラーとなって陽光の中に戻って行くのであった。
本日のテーマは「郷愁の小さな浜辺で読書」、ターゲットは富津から館山あたりの小さな砂浜だ。

遊びに行く日の早起きがエスカレートしている。今日なんか３：３０に起きちゃったりなんかして。持ち物は昨晩用意してあるので支度に時間もかからず４：００出発。表はまだ暗い。給油は先週の日曜に満タンにしてから60km位しか乗ってないので必要ない。GNは給油一回、約1,400円で400kmも走るのだ。えらい。まず明治通りを走り、大島や船堀橋、行徳あたりの、ちょこっと細かい道を通り千鳥町の交差点でR357を左折する。この辺りでだいたい５時、空も明るくなっている。この時間のR357はさすがにトラックばっかだが、大体７０キロ位で流れてるので問題ない。R14と合流して暫く走り曽我駅の手前、「ario曽我」っていうショッピングモールの辺りで路肩が広くなってる場所があったので、停めて一服。
R16の工業地帯を越えてR127に入り、内房線の木更津駅を超えたあたりのコンビニで朝食。コロッケパンと缶コーヒーを買って駐車場で食べてると、犬を連れたおじいさんに「どこ行くの？」と声をかけられた。地元の人らしい。答えようとしていると、おじいさんはGNのタンクに付けたツーリングマップルを見て、「この道が景色良くていいよ。」と教えてくれる。そっちの方に行くつもりはないけど、親切で教えてくれてるので、「へー、行ってみようかな。」なんて答えると、なんかその辺の景色とか、店とか、観光スポットとかを説明してくれてるらしいが、ぼそぼそ話すのでほとんど何を言ってるか分からない。っていうか犬がサドルバッグをクンクンしていて、よだれが付くのが気になってしょうがない。暫く説明が続き、おれはほとんど理解せずに「はい。」「へー。」と聞いていたが、おじいさんは突然犬にひっぱっられて去って行った。なんだったんだ。でもありがとうございました。俺は、サドルバッグについた犬のよだれをティッシュで拭いて出発したのだった。
上総湊を超えたあたりから、気持ちのいいオーシャンビューになる。所々に小さな海水浴場があり、チェックしながら進む。いい景色だなあ。っと思ってたら、強烈な虫アタックを胸のあたりにくらって心の底から驚いた。こがね虫かなんかか？いてーっ！！夏は虫アタックに注意だ。
富津市から鋸南町に入り、元名トンネルを抜けると「元名海岸」という看板があったので右折して行ってみた。入り江になった砂浜は左に堤防、右に岬がありいい感じだ。駐車場も無料みたいだし、町営の監視塔には無料のシャワー（温水じゃないですけど）もある。よし、ここにしよ。この時点でまだ７時４０分である。
俺はさっそく海パンに着替えて砂浜におりた。内房は外房より潮の香りが明らかに濃い。内海だからかなあ。２組家族連れがいるだけで静かだ。波の音と後ろの林から聞こえる蝉の声。肌を焼く陽光。入り江の砂浜は郷愁を誘うに十分だ。夏休みに小学生が田舎の親戚の家に遊びに行き、朝食後に裏の砂浜で一泳ぎ。海から帰ると、おばあちゃんが冷えたスイカを切ってくれる。そんなシーンを思い起こさせる懐かしい感じ。（経験したことないけどね）水に入ってみる。冷たーい！けど気持ちいー！俺は、レジャーシートの上でショルダーバッグを枕にして横になり、さっきコンビニで買った。「大いなる謎・織田信長」を読み始めた。が、最初のページの半分も読まずに眠ってしまったのだった。（まーたーかーよー）
一時間ほど爆睡して起きた。すげー暑かったので海でチャプチャプして遊んだ。楽しい。岸に上がってちょっとまったりして、10時頃撤収。この時間でもビーチの人はまばらだ。小さい駐車場はいっぱいだから、ここはマックス混んでもこんなものなのだろう。
帰りは来た道を戻り、11時頃木更津市の回転寿司、「磯あそび」っていう店で昼食をとった。まだ早いので板さんの前に座って注文して握ってもらう。焼きとろサーモンがほんっとにうまかった。口の中で溶けるんだこれが。満足して店を出て、引き続きR127を北上する。20分程走り、袖ヶ浦市に入った辺りでタンクに付けた地図をみる．．．．えー！！ないーっ！地図がない。回転寿司に忘れて来たのだ。一瞬あきらめようかとも考えたが、マップホルダーとツーリングマップルで約６，０００円だ。POORな俺は次の交差点でUターンしたのだった。往復約40分のロスだ。悔しい。
無事にマップホルダーとツーリングマップルを回収し再び帰路を走る。R16に入るとだんだん道が混んで来た。信号待ちで前のトラックに写る自分の写真を撮ってみた。こうして見ると、なんか愛は地球を救いそうなTシャツだ。 R16、R357の幕張あたりまではちょっと混んでたが、渋滞というほどでもないので、上品でジェントルな俺はすり抜けずにお行儀良く走った。R14との分岐を超えると後はスムーズだ。千鳥町を右折し、行徳駅を抜け環七を通って１４：１５に帰宅したのである。

夏はやっぱりいい！！夏休みの小学生にもどったような、ちょっとノスタルジックなツーリングだった。

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遊びに行く日の早起きがエスカレートしている。今日なんか３：３０に起きちゃったりなんかして。持ち物は昨晩用意してあるので支度に時間もかからず４：００出発。表はまだ暗い。給油は先週の日曜に満タンにしてから60km位しか乗ってないので必要ない。GNは給油一回、約1,400円で400kmも走るのだ。えらい。まず明治通りを走り、大島や船堀橋、行徳あたりの、ちょこっと細かい道を通り千鳥町の交差点でR357を左折する。この辺りでだいたい５時、空も明るくなっている。この時間のR357はさすがにトラックばっかだが、大体７０キロ位で流れてるので問題ない。R14と合流して暫く走り曽我駅の手前、「ario曽我」っていうショッピングモールの辺りで路肩が広くなってる場所があったので、停めて一服。
R16の工業地帯を越えてR127に入り、内房線の木更津駅を超えたあたりのコンビニで朝食。コロッケパンと缶コーヒーを買って駐車場で食べてると、犬を連れたおじいさんに「どこ行くの？」と声をかけられた。地元の人らしい。答えようとしていると、おじいさんはGNのタンクに付けたツーリングマップルを見て、「この道が景色良くていいよ。」と教えてくれる。そっちの方に行くつもりはないけど、親切で教えてくれてるので、「へー、行ってみようかな。」なんて答えると、なんかその辺の景色とか、店とか、観光スポットとかを説明してくれてるらしいが、ぼそぼそ話すのでほとんど何を言ってるか分からない。っていうか犬がサドルバッグをクンクンしていて、よだれが付くのが気になってしょうがない。暫く説明が続き、おれはほとんど理解せずに「はい。」「へー。」と聞いていたが、おじいさんは突然犬にひっぱっられて去って行った。なんだったんだ。でもありがとうございました。俺は、サドルバッグについた犬のよだれをティッシュで拭いて出発したのだった。
上総湊を超えたあたりから、気持ちのいいオーシャンビューになる。所々に小さな海水浴場があり、チェックしながら進む。いい景色だなあ。っと思ってたら、強烈な虫アタックを胸のあたりにくらって心の底から驚いた。こがね虫かなんかか？いてーっ！！夏は虫アタックに注意だ。
富津市から鋸南町に入り、元名トンネルを抜けると「元名海岸」という看板があったので右折して行ってみた。入り江になった砂浜は左に堤防、右に岬がありいい感じだ。駐車場も無料みたいだし、町営の監視塔には無料のシャワー（温水じゃないですけど）もある。よし、ここにしよ。この時点でまだ７時４０分である。
俺はさっそく海パンに着替えて砂浜におりた。内房は外房より潮の香りが明らかに濃い。内海だからかなあ。２組家族連れがいるだけで静かだ。波の音と後ろの林から聞こえる蝉の声。肌を焼く陽光。入り江の砂浜は郷愁を誘うに十分だ。夏休みに小学生が田舎の親戚の家に遊びに行き、朝食後に裏の砂浜で一泳ぎ。海から帰ると、おばあちゃんが冷えたスイカを切ってくれる。そんなシーンを思い起こさせる懐かしい感じ。（経験したことないけどね）水に入ってみる。冷たーい！けど気持ちいー！俺は、レジャーシートの上でショルダーバッグを枕にして横になり、さっきコンビニで買った。「大いなる謎・織田信長」を読み始めた。が、最初のページの半分も読まずに眠ってしまったのだった。（まーたーかーよー）
一時間ほど爆睡して起きた。すげー暑かったので海でチャプチャプして遊んだ。楽しい。岸に上がってちょっとまったりして、10時頃撤収。この時間でもビーチの人はまばらだ。小さい駐車場はいっぱいだから、ここはマックス混んでもこんなものなのだろう。
帰りは来た道を戻り、11時頃木更津市の回転寿司、「磯あそび」っていう店で昼食をとった。まだ早いので板さんの前に座って注文して握ってもらう。焼きとろサーモンがほんっとにうまかった。口の中で溶けるんだこれが。満足して店を出て、引き続きR127を北上する。20分程走り、袖ヶ浦市に入った辺りでタンクに付けた地図をみる．．．．えー！！ないーっ！地図がない。回転寿司に忘れて来たのだ。一瞬あきらめようかとも考えたが、マップホルダーとツーリングマップルで約６，０００円だ。POORな俺は次の交差点でUターンしたのだった。往復約40分のロスだ。悔しい。
無事にマップホルダーとツーリングマップルを回収し再び帰路を走る。R16に入るとだんだん道が混んで来た。信号待ちで前のトラックに写る自分の写真を撮ってみた。こうして見ると、なんか愛は地球を救いそうなTシャツだ。 R16、R357の幕張あたりまではちょっと混んでたが、渋滞というほどでもないので、上品でジェントルな俺はすり抜けずにお行儀良く走った。R14との分岐を超えると後はスムーズだ。千鳥町を右折し、行徳駅を抜け環七を通って１４：１５に帰宅したのである。