■■1日目■■ |
2022年7月17日、日曜日。
俺、4時起床(じじいなもんで)、かみさん、6時30分頃起床。昨夜までに準備しておいた荷物を、バイク2台に積載して、出発準備を整えた。毎回のことだが、キャンプしないのに何でこんなに荷物が多いのか・・・
7時40分頃出発。
大洗発のサンフラワーは乗船手続きが16時からで、バイクや乗用車の乗船開始は18時位。出向は19時45分だ。何でこんなに早く出発するかというと、いい感じの時間に到着するように出発すると、午後の灼熱地獄の中を2時間ほど走ることになり、体調が悪くなる懸念があるからだっ!
で、ワレワレ夫婦は朝早く出発して、比較的涼しくて空いている時間帯の常磐道を走り、ひたちなかのTOHOシネマズで映画(クインダム2)を観て時間をつぶすという賢い計画を立てたのだ。
しかしだ、常磐道から友部ジャンクションで北関東自動車道に入り、快適に走行していたら予想外で急激な、しかも本格的な雨。雨具を装着しようにもパーキングエリアもサービスエリアも近くにない。ワレワレ夫婦は予定していた「ひたちなかインター」まで行かず、「水戸、大洗インター」で東関道を降りたのである。
|
|
俺もかみさんも激しいびしょ濡れ。このまま映画館に行くわけにもいかないので、とりあえず大洗港フェリーターミナルに向かった。
フェリーターミナルの駐車場にST250とドラッグスターを停めて、とりあえず作戦会議。この時点で多分午前10時位。協議の結果隣接する「かねふく めんたいパーク大洗」で時間をつぶすことにした。
時間をかけてお土産や展示物を見て回り、かみさんの分と俺の分の明太おにぎりを購入。明太パークの駐車場で地べたに座って食べた。もはやびしょ濡れになった衣類はほぼ渇いている。
ワレワレ夫婦は「ようこそ通り」のファミリーマートに移動し、船中で食べる本日の夕食、明日の朝食、明日の昼食、そして各種の飲み物を調達した。時間つぶしも限界なので、再びフェリーターミナルへ。
|
|
時刻は12時40分。出発から118km走って大洗港のバイク待機場所に到着。
当然ながら1番乗り。
|
|
ワレワレ夫婦はフェリーターミナルの待合室に行き、椅子に座って昼寝したり、Netflixを観たりしながら根性で時間をつぶしたのであった。(根性の使い場所が・・・)
|
|
長い時間つぶしを終えて16時になった。コロナ対策の検温を終えて、自動チェックイン機で乗船手続き完了。船内に持ち込む必要最低限の荷物をすぐ取り出せるように、ネットに括り付けた。そして乗船待機。
やがて係の人がやって来て、乗船チケットのバーコードチェック。そして、乗船が始まった。
|
|
1番乗りでバイクを停めたので、当然乗船の順番も1番目。かみさん2番目。超緊張。何回やっても慣れない。
|
|
緊張と、過去にゼファー750でこけたことによるトラウマでかなりギクシャクしたが、どうにか無事に乗船。かみさんも無事乗船。
係の人が「ギアーロー、ハンドルロックお願いします!」とめっちゃ早口で言っていた。初めての時は聞き取れなかったけど、今は何を言っているのか分かる。で、その通りにした。
|
|
ワレワレ夫婦は、必要な荷物を素早く降ろし、速攻で客室フロア行きのエレベーターに乗った。
|
|
雨の高速道路、長時間待機、バイク乗船の緊張を乗り越えてようやく船室にたどり着いた。
毎度のことながら、ものすごーくホッとする瞬間だ。
速攻で大浴場。バイクは乗船の順番が早いし、今回は荷物を降ろしてエレベーターに乗るのも1番だったのでまだ大浴場は空いてると期待したのだが、すでに浴室は満員。幸い洗い場が一つあいたのでまず体と頭を洗い、湯船に浸かった。
ああ、さっぱりした。自動販売機でビールを買って部屋に戻った。
|
|
午後7時45分頃、サンフラワー「さっぽろ」苫小牧行きは、ほぼ定刻通り大洗港を出港した。
サンフラワーは離岸すると180度向きを変えながら、太平洋を北進した。船室は着岸時は陸側、航行時は太平洋側。
ワレワレ夫婦は後方に遠ざかって行く港の灯りを見送り、コンビニで購入したディナーを食べた。
俺はウィスキーを飲みながら、youtubeとかprime videoとか観ながらのんびりした。
そして就寝。
|
|
■■2日目■■ |
7月18日、日曜日。
一昨日までの荒天のせいか、多少揺れが大きいが疲れていたせいかぐっすり寝た。
時間は4時40分。残念ながら低い位置に雲があって、日の出を見ることはできなかった。しかし雲の向こうにのぼりつつある太陽が、雲や海面をオレンジ色に輝かせている光景が美しい。
朝食は、コンビニで買ったパン。昼食は船の売店で買った焼きそば弁当を食べた。
乗船2日目は暇だ。13時30分に苫小牧港に到着するまで、全くやることがない。ワレワレ夫婦は船内を散歩したり、ダウンロードして来たPrime Videoのドラマをみたりして過ごした。
|
|
やがてサンフラワーさっぽろは苫小牧港に着岸し、車両やバイクの安全措置解除作業の後、下船の準備が整ったことが船内放送でアナウンスされた。
ワレワレ夫婦はエレベーターで2階の車両デッキに降り、船室に持ち込んだ荷物をST250のサドルバッグと 荷台に積載した。
かくして下船準備完了。ワレワレ夫婦はバイクの列の先頭。係の人の下船の合図を、ドキドキしながら待ったのであった。
|
|
バイク下船の順番は、かみさんがおれの前。自転車と同じスペースに停めてあったバイクが最初に出発し、その後チャリダー出発、そしてかみさんが出発した。
|
|
かみさんはすごく緊張しているはずだが、思いのほかスムーズに進んだ。
|
|
無事下船。
2022年7月18日午後1時40分。
俺のST250 にとっては、初の北海道上陸だ!
|
|
宿泊地のニセコを目指して、国道276号を進んだ。
予報によれば、苫小牧からニセコまでの本日の天気は曇り。雨に降られる心配はなさそうだ。
しかし、いいペースで走っていたら段々体が冷えてきた。7月の東京では、ちょっと考えられない涼しさだ。なので道端に停車して、俺もかみさんも寒さしのぎに雨具を着た。
走行再開
|
|
開放的な景色。
美味しい空気。
対抗車線のライダーにご挨拶。
3年ぶりの感覚。
ああ、やっぱり北海道は最高だ・・・
|
|
国道276号から国道230号に入って、道の駅「230ルスツ」で小休止。
|
|
今回初めてのソフトクリーム!
ワレワレ夫婦は、ソフトクリームを食べるために北海道をツーリングしていると言ったら・・・それはちょっと過言だが、かなり大きな目的になっている。
店の人に、「カップとコーンどちらにしますか?」と聞かれて、かみさんは何をとち狂ったのか間髪いれずに「カップで!」と答えた。いつも必ずコーンなのに。些細なことでパニックになる。それが、うちのかみさんなのだ。かみさん、「なんでカップって言っちゃったんだろう・・・」と店を出てから後悔していた。
いや、無駄な話が長くなったが、今回のツーリング一発目のソフトクリームは、牛乳味のさっぱりテイストで十分美味しいものであった。
ソフトクリームマイスターのワレワレ夫婦(いい加減なこと言うな)は、コーンではなくカップであろうが(性格悪いな)、満足して道の駅「230ルスツ」を後にした。
|
|
初セイコーマート。セイコーマートを「セイコマ」と言う人と、「セーコマ」と言う人と、「セコマ」と言う人がいるが、どれが正解なんだろうとWEBで調べた結果、社名は2016年に「セイコーマート」から「セコマ」に変更されているので(店舗名はセイコーマートのまま)、「セコマ」と呼ぶのが正しい気がする。しかしだ。北海道出身者によると、「セコマ」と呼ぶ人は札幌や小樽近辺に多く、それ以外の地域では「セイコマ」「セーコマ」と呼ばれるのが一般的らしく、「セコマ」と短く呼ぶのは、道内の約3分の1程度らしい。ちなみに、知り合いの北海道出身者に聞いてみたら、「道民はセイコマって呼んでますよ」と言っていた。また、話が長くなった。ワレワレ夫婦は「セイコマ」派だが、それぞれ好きに呼べばいいんじゃないでしょうか?
さておき、本日の宿は素泊まりなので、酒、ジュース、つまみ、夕食、朝食をゲット。飲食物持込用リュックに入れて(レジ袋をぶら下げてチェックインするのは少し恥ずかしいので)出発。
|
|
午後5時20分。
苫小牧港を出発してから113km走って、本日の宿「ニセコノーザンリゾートアンヌプリ」に到着。
バイクを車寄せに停車すると、宿の人がやって来て、屋根付きのバイク置き場の場所を指示してくれた。
荷物をバイク2台から降ろし、ST250とドラッグスター250を指定された場所に停めた。
そしてチェックイン
|
|
「ニセコノーザンリゾートアンヌプリ」は広大なニセコスキーエリアの中のリゾートホテル。
客室は、清潔で広めなツイン。ワレワレ夫婦の客室の窓からは、ゲレンデは見えないが、広大で十分絶景と言える景色が広がっている。
早速大浴場
大浴場は空いていた。俺が浴室に入った時には一人先客がいたが、すぐに出て行って貸し切り状態。俺はかけ湯をして旅の埃を流し、露天風呂で「う゛ぇ〜」とうなったのであった。
泉質はナトリウム‐塩化物硫酸塩温泉(低拡張性中世高温泉)。きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症等に効用があるそうだ。
|
|
部屋に戻って、豪華セイコマディナースタート。今日のセイコマにはホットシェフがなく、100円惣菜もあまり売ってなかったのでちょっと残念だった。
だがしかし!今回初のサッポロクラシック!く〜〜〜。しみるぜ!
電子レンジがないので、餃子は常温で食べたがまあ美味しい。
明日は積丹半島を走って、余市を抜けて小樽で宿泊する予定だ。
|
|
■■3日目■■ |
7月19日、火曜日。4時起床。かみさんはまだ真夜中だ。
俺はネットで時間をつぶし、大浴場が開く時間ぴったりに、大浴場に行った。よくあることだが、開始時間ぴったりなのに、入浴を終えて出てくる人が・・・
朝風呂を満喫し、近所を散歩して清々しい空気を胸いっぱいに吸い込んだ。
朝風呂と散歩から帰ると、かみさんも起きていた。
ちくわパンとコーヒーで朝食を取り、出発準備開始。
|
|
7時40分「ニセコノーザンリゾートアンヌプリ」を出発。
天気予報をチェックして、今日は雨が降るのが分かっているので、俺もかみさんもレインウェアを着こんで出発した。
積丹半島を時計回りに回る計画なので、岩内町を目指した。
道の駅「いわない」でとりあえず小休止を行ったわけだが、ワレワレ夫婦は少し戸惑った。と言うのも道の駅の看板はあるのだが、どこが道の駅だかわからない。道の駅と思われる広場には案内所らしき建物と、普通の商店が2、3件くらいあるだけ。トイレと駐車場は離れた場所にある。ワレワレ夫婦はトイレ休憩を取って出発した。
|
|
岩内町から国道299号に入り、積丹半島の東側を進み始めると雨が降ったりやんだりするようになってきた。
後方から来る早い車に道を譲りつつ、慎重に海沿いの道を進んだ。このあたりのトンネルは路面が濡れていて、狭くて、暗くて、バイクで走るととーーっても怖い。(ってワレワレ夫婦だけか?)
特に暗さが怖くて、自分が車線のどのあたりを走ってるのか分からなくなる。必然的に速度を落とすと、後続車に煽られる。トンネル内で抜かせるわけにもいかないので、トンネルを抜けたらすぐに後続車に道をゆずりながら、頑張って進んだ。
かなり疲れてきたので、道の駅「オスコイ!かもえない」で休憩。
ゆっくり休んで出発した。
|
|
引き続き、荒々しくも美しい海沿いの道を進む。
天気が良ければなあ・・・
|
|
積丹半島一つ目の目的地。神威岬に到着。
|
|
駐車場から遊歩道を歩いて、女人禁制の鳥居(当然ながら今は女人禁制は解除されている)付近に到達。
絶景!
景色をしばし楽しんだ。突然本格的な雨が降ってきたので、突端までの遊歩道はあきらめて、駐車場に引き返した。ワレワレ夫婦はバイクのレインスーツを着ているからまだいいとしても、傘を持たずに普通の服で観光していた人達がびしょ濡れになりながら駐車場方面に走る姿が気の毒だ。
とは言え、絶景を楽しんで神威岬を出発。
昼食を予定していた食事処「みさき」は駐車場が満車で、雨だと言うのに店の外に行列ができている。
ワレワレ夫婦は協議した。予定していた「島武意海岸 展望台」は次回好天の時にとっておくことにして、国道5号を戻り、途中で昼食を取って宿泊地の小樽を目指すことにしたのだ。
|
|
よさそうな店発見。
三国町の「平八」っていうお店に入った。
|
|
残念ながらウニは売り切れだったが、頼んだ海鮮丼が絶品。
甘エビ、タコ、イクラ、マグロ、いか等の食材が、甘めの酢飯と相まって超ーーーうまい。ウニがなくても満足。
|
|
たまたまバイクを停めた場所で、偶然にもタカトシがテレビで紹介していた「CAFE STAND 窓」発見。これは奇跡だ。
当然店に行き、ソフトクリームをゲット。
これまたワレワレ夫婦好みの、さっぱりした牛乳味。道南のソフトクリーム。ワレワレ夫婦の期待を裏切りません。
|
|
積丹半島の西側を南下して、道の駅「スペースアップルよいち」で小休止。平日のせいか売店が空いてなかったのでトイレだけ済ませて出発。
国道5号から小樽港縦貫線を進んだ。
午後3時30分。
ニセコを出発してから172km走って本日の宿泊地、「グランドパーク小樽」に到着した。
はっきり言って宿の選択に失敗した。予定では小樽市街の宿に泊まって、小樽の町の海鮮焼きの店とかで夕食をとるつもりでいたのだが、この宿の立地は小樽の町から相当離れている。とても歩いてはいけない。バイクで言ってもいいのだが、それでは酒が飲めない。ワレワレ夫婦はまたも協議して、涙を飲みつつ隣のイオンでお惣菜を買って夕食にすることにしたのだった。
|
|
かくして、イオンのお惣菜ディナー。
お総菜コーナーで普通に売ってた、ほっけが結構おいしかった。
この宿は、どういう客層をターゲットにしているのかよくわからないが、部屋は広くて清潔で、窓から見える景色はおしゃれなマリーナ。この辺りは評価に値する。
ここの宿には大浴場がない(想定外)ので、部屋のシャワーを浴びた。そして就寝
|
|
■■4日目■■ |
朝食は宿のビュッフェ。
品ぞろえは、ちょっと高価なビジネスホテル並みで、ちょっと残念。とは言え、不味くはないので俺もかみさんも洋食を中心にゲットして、朝から満腹になった。
|
|
宿をチェックアウトして、プチ小樽観光。
って言ってもちょっと小樽運河の写真を撮っただけで、即出発した。
|
|
国道5号を経て国道393号を進む。グーグル先生の言ってることが意味不明で迷子になってしばし迷走した。
|
|
どうにか国道393号に復帰して、道の駅「あかいがわ」で休憩。
多分40km位余分に走った。
|
|
国道393号から国道276号に入り、本日の1番目の目的地、「羊蹄山八幡ビューポイント駐車場」に到着。
ここでまたまた休憩。
ハートマークを写真に撮ろうとしたけど、フュージョンにしか見えない。
それはさておき、羊蹄山の山頂が、雲で隠れてしまっているのが残念だ。
「羊蹄山八幡ビューポイント駐車場」を後にして、喜茂別町のあたりで国道239号に入り、洞爺湖方面に進んだ。
|
|
サイロ展望台でBoccaのヨーグルトを購入。
|
|
レイクヒルファームでジェラートゲット!
洞爺湖付近を観光する際の定番コースだ。
|
|
ジェラートを買って、お店の裏の広々とした草原で食べていたら大粒の雨が降ってきた。
雷が鳴っていて、土砂降りになるような気がするので、せっかくのジェラートを味わうことなく大急ぎで食べた。(それでも美味しかったけど)
で、出発。
まだチェックインの時間には早いが、雨がやばそうなので洞爺湖畔の宿に向かった。
|
|
午後2時15分。
小樽を出発してから161km走って、本日の宿泊地「ザ・レイクスイート湖の栖」に到着した。
指定された場所にST250とドラッグスター250を停めた。荷物を降ろして手分けして持ち、ロビーに向かった。
|
|
宿のチェックイン時間は15時から。「まだ時間になっていませんが、お部屋の準備ができていますのでどうぞ」と言ってチェックインさせてくれた。
ありがたい限りだ。
なんて思っていたら、デジカメがないことに気が付いた。多分ロビーに置き忘れたのだろうと思って、フロントに行って「デジカメの忘れ物ありませんでした?」って聞いてみたら、「あ、109号室のお客様ですね?少々お待ちください」と言ってロビーのソファーに置き忘れたデジカメを持ってきてくれた。
デジカメがなくなるのはまだ諦めがつくが、今までに撮った写真がなくなるのは凄く悲しい。ホテルの人、ありがとうございました。ああ、良かった。
|
|
今日の宿は、ちょっと贅沢をした。
窓から見える景色は、正面に洞爺湖の中島。
|
|
部屋には温泉ボタンを押すと、温泉がかけ流しになる浴室がある。
早速温泉ボタンを押して湯船に湯をはり、洞爺湖を眺めながらのんびり入浴をした。
部屋の温泉に浸かってさっぱりして、ビールを飲んでたら、バイクのカギがないことに気が付いた。何やってるんだ、俺!
ズボンのポッケとか、レインウェアのポッケとか、ウェストバッグとか、リュックとか、サイドバッグとか、思い当たるあらゆるところを探してもない。
バイクに刺したままなのかと思い、バイクのところまで行ってみたがやっぱりない。
またまた、フロントで「バイクのキー落ちてませんでしたか?」って聞いてみたが、今のところ届いていないとのことで、「見つかったら連絡します」と言われて部屋に戻った。
スペアキーを持ってきているので取り敢えずどうにかなるが、自分の迂闊さ加減に落ち込んでショボンとしていると、部屋の電話がなり「お探しのものと思われるカギが見つかりましたので、これからお持ちします」
と伝えられた。
すぐに部屋のチャイムが鳴り、ホテルの人が「これに間違いないですか?」と言って、バイクのカギを差し出してくれた。俺は「これです、これです!お手数をおかけしてすみません!」とお礼を言ってバイクのカギを受け取った。デジカメ同様、チェックインの手続きを行ったロビーのソファー付近に落ちていたらしい。俺のバカバカバカって感じだ。それはさておき、ホテルの人、ほんとうにありがとうございました。
何でこんなくだらないことを長々と書くのか?って感じだが、後で読み返したときに「ああ、こんなこともあったなあ・・・」と思い出に浸るために書いてます。なんかすいません。
|
|
夕食は、プチ懐石 + ビュッフェ。
プチ懐石のお品書きは、先付にズワイガニの夏サラダビネガードレッシング添え、道産蛸の梅肉和え。造里に、本鮪、つぶ貝、鯛、甘えび。そして調理長お勧めの一品、蒸し鮑のバター焼きだ。
鮑のバター焼きが超うまい。ゲットしたビュッフェの料理も、どれもすごく美味しかった。今まで泊まった宿の中で、料理に関しては一番かも。サービスや部屋、施設も最高クラスですけど。
|
|
食事を終えて大浴場に行き、露天風呂に浸かった。ここの露天風呂から見える景色は、これまた絶景。
部屋に戻って、この時期は毎日開催している洞爺湖の花火を鑑賞した。
そして就寝。
|
|
■■5日目■■ |
7月21日、木曜日。
とりあえず大浴場の露天風呂に浸かって、シャキッとした。本当にいい景色。
|
|
朝食は宿のビュッフェ。
品数が多くて、目移りする。
かみさんは、いつも通り洋食と和食を節操なくゲット。俺は和食をメインにゲットした。
ここでかみさん、念願のほっけをゲット。「美味しい、美味しい」と食べていた。ま、なによりです。
どの料理も本当にうまい。是非また宿泊したい宿だ。
|
|
食事を終え、部屋に戻って荷物を整理した。
チェックアウトして荷物をバイクに積載し、出発準備完了。
早くも、北海道ツーリング最終日。なんだかすごーく寂しい。
予報によれば、洞爺湖から苫小牧まではほぼ快晴。っていうかすでに暑い。
午前9時30分。ワレワレ夫婦は洞爺湖の宿を出発し、最終日にしてやっと快晴の北海道を走行したのであった。
|
|
国道453号を走る。気温は高いが、木立が日差しを遮ってくれているおかげで、それほど暑さを感じることなく快適に走行することができた。
ワレワレ夫婦は、北海道最終日の好天を楽しみつつ進んだ。
支笏湖を超え、千歳方面を目指して進む。なぜ千歳方面かと言えば、新千歳空港でお土産を買って、昼食を食べる予定だからだ。
|
|
新千歳空港に到着。
B駐車場の二輪エリアにST250とドラッグスター250を停めた。
他にも、お土産を買って帰ると思われるツーリングのバイクが数台停まっていた。
|
|
空港2階のショッピング・ワールドでお土産ショッピング。
ここでは北海道名物のお土産がほとんど手に入る。
ワレワレ夫婦は、ANAの売店で大量のお土産をゲットし、冷蔵便の航空貨物で自宅へ送る手配を行った。
|
|
そして昼食。
毎回のことだがラーメン道場に行き、梅光軒で旭川ラーメンを食べた。以前旭川でタクシーの運転手さん、に連れて行ってもらった旭川ラーメンの店がすごく美味しかったので、今回は旭川ラーメンの店にしてみたのだが、ここのラーメンはまあ普通。不味くはない。
|
|
2022年、北海道最後のソフトクリーム!
サロベツ産牛乳ソフト!名前からして、すでに美味しい。
北海道最後のソフトクリームは、名前に負けることなくワレワレ夫婦を満足させたのであった。
|
|
道内最後のセイコマで、船内で食べる食料を調達して、
|
|
午後2時40分。洞爺湖の宿を出発してから、121km走って苫小牧西港フェリーターミナルに到着。
乗船手続きは午後3時30分からなので、もう何台かバイクが来ていると予想していたのだが、ワレワレ夫婦が一番乗りだ。乗船順の先頭はすごく緊張するので、バイクを離れた場所に停めて様子をみた。
やがてオフ車のバイクがやって来て先頭にならんだので、我々夫婦は2番目と3番目にバイクを並べて停めた。
17時30分頃乗船開始。なぜか先着順ではなく、数十台後にならんだバイクから乗船開始。商船三井フェリー苫小牧発サンフラワーの乗船順番は、いつもながら本当に謎だ。いったいどういう基準で乗船の順番を決めているのか。ワレワレ夫婦は何台も乗船した後の方が気が楽だからいいけど(最初の方は注目される)、早くから並んでいる人の中には、気分を害す人もいるのではなかろうか?
|
|
緊張しつつも無事乗船。
|
|
大浴場でひと風呂浴びた。ビールを飲みながら、遠ざかっていく北の大地に別れを告げた。
|
|
■■6日目■■ |
7月22日、金曜日。4時起床。
太平洋に昇る日の出を見たかったのだが、雲が厚く、見ることができなかった。
|
|
セイコマで買ったちくわパンとインスタントコーヒーで朝食とした。
前にも書いたが、フェリーの2日目はほんと暇。
往路同様、ダウンロードしたPrime Videoで時間をつぶした。
昼食は・・・何を食べたか忘れた。あ、思い出した。ほんとうにこの文章を書いている、この瞬間に思い出した。カップラーメンとおにぎりだ!(大げさだし、ビックリマークつけるほどのことではない)
|
|
大洗港着岸の時間が近づき、荷物を整理して準備を整えた。
往路同様下船準備が整った旨のアナウンスがあり、ワレワレ夫婦はエレベーターで車両デッキに降りた。
|
|
車両デッキのバイクを停めた場所がどん詰まりの狭い場所だったので、方向転換に苦労したが、テケテケターンでどうにかUターンして無事下船。かみさんは過去一スムーズに下船できたと言っていた。
無事に下船できたのは良かったとして、ワレワレ夫婦の胸の内は「ああ、帰って来ちゃったな・・・」って感じだ。
|
|
水戸大洗インターから北関東自動車道に乗り、常磐自動車道に入って友部サービスエリアで休憩。
今回のツーリング、本当に最後の最後のソフトクリームを食べた。そして出発。
午後7時20分。今日大洗港を出発してから117km。5日前に我が家を出発してから802km走って、無事に帰宅したのであった。
|
|