2018年5月26日(土)、27日(日)
日光観光と初夏の高原

目的地 日光、霧降高原、大笹牧場
ルート
1日目 :  東北自動車道(浦和〜宇都宮)→ 日光宇都宮道路(宇都宮〜日光)→ 国道119号 →「東照宮」→ 国道119号 →
県道169号(霧降高原道路)→「大笹牧場」→ 県道169号 →「大江戸温泉物語 日光霧降温泉」(190km)
2日目 :  県道169号 → 国道119号 → 日光宇都宮道路(日光〜宇都宮)→ 東北自動車道(宇都宮〜浦和)(158km)
走行距離 348km

最近はキャンピングカーで出かけたり、20年ぶりにスキーをしてみたり、映画館に出かけたり、「半分青い」と「西郷どん」と「ブラックペアン」と「崖っぷちホテル」は録画かリアルタイムで欠かさずに観たり、なんやかんや遊ぶことに忙しいわけだが、本命はやっぱりこれ!ツーリングだ!
爽やかな空気、美しい緑、5月は1年を通して、俺が一番すきな季節だ。
なわけでワレワレ夫婦は、5月5日の内房プチツーリング以来3週間ぶりのツーリングに出発した。

目的地は日光。
目的は小学校の遠足以来の東照宮観光、新緑の霧降高原道路、大笹牧場のソフトクリーム、そして温泉入って宿の和室でまったりすることだ。
そしてそして、5月28日はワレワレ夫婦の結婚記念日且つ、かみさんの誕生日なので、毎日がアニバーサリーみたいにきらめくダイアリーであって、さらに言うならば、つまんない時計はめたら、つまんない時間すごすのよ、的ツーリングなのだ!
うん、いいのだ!何言ってるかわからないけど。


5月26日、土曜日。
俺、4時起床。かみさん6時起床。
準備しておいた一泊分の荷物をゼファー750に括り付けて、7時10分に自宅を出発した。
この時期のバイク走行は朝晩は寒いけど、日中は暑くなるので、着ていくものがほんとに難しい。

ワレワレ夫婦はいつものスタンドで給油して、浦和インターから東北自動車道に乗ったのであった。

土曜日の朝、午前8時台の東北自動車道は交通量こそ多目だったが渋滞は発生せず、ワレワレ夫婦は左側車線をのんびりと進んだ。

佐野サービスエリアで休憩。ものすごい数のバイク!
売店で朝食(多分サンドイッチだと思うけど忘れた)を買って食べて出発。
気温は20℃位。革ジャン、Tシャツ、ジーパンで暑くなく、寒くなく、快適に走行した。


東北自動車道、日光宇都宮道路を順調に走行し、日光インターで一般道に下りた。
10時前。
そして日光観光。
(にっこう、けっこう、だいわかんこーーー!って知ってる?)

東照宮の大駐車場は大混雑していたので、東照宮から少し離れたところにある国道120号沿いの「日光田母沢御用邸記念公園」の前にある駐車場にゼファー750とドラッグスター250を停めた。
ちなみにバイクの駐車料金は2時間で100円。

入口のゲートには黄色と黒の遮断機のようなバーがおりていて、バイクはバーをよけて駐車場に入る。駐車場の係りの人が「誤動作をおこすかもしれないので、棒にふれないように注意して下さい!」と深刻な様子で何回も言っていた。
いったいバーと接触すると何がおこるのか?なんだか怖いけど、すごーく気になる。

ワレワレ夫婦はすがすがしい空気の木立の道を進み、東照宮の表参道方向に進んだ。

そして、東照宮観光。
石鳥居をくぐり、五重塔を左に見ながら進んだ。拝観受付所で拝観料(大人一人1,300円)を払って、表門を入った。
東照宮は小学校の遠足以来だが、いやー、すげー人ごみ。普通の土曜日なのに。

三猿、陽明門、唐門、拝殿を見て回った。拝殿では若いカップルの挙式が行われていて、当然のことながらその場のスーパースターになっていて、無数のスマホが新郎新婦に向けられたいた。
眠り猫や、鳴き龍はものすごい人がならんでたのでパス。

東照宮を後にして、国道120号沿いのそば処「林屋」で昼食を食べることにした。
俺もかみさんも、「ミニ天丼ミニゆばそば」のセットを食べた。
一人前1,050円。蕎麦は今一、天丼は普通、湯葉は美味しかった。

食事を終えて駐車場に戻り、出発準備をしているとさっきの駐車場の人がやって来て、「出ますか?じゃあ清算しちゃいますので駐車券下さい。」と言った。
「支度に10分位かかりますけど」俺は、そういいながら駐車券を渡した。かみさんも駐車券を渡した。
「10分ですか」駐車場の人は腕時計と駐車券を見比べて言った。「うーんなるほど・・・」
どうやら、10分後では、2時間を超過してしまいそうなのだ。
俺も、かみさんも声を揃えて「いいですよ、超過料金払いますから」と言ってバイク2台4時間分の料金400円を渡した。
「ちょっと待って下さい。今おつり持ってきますから・・・」駐車場の人はそういって駐車場出入り口の清算機の方へ歩いて言った。
おつり?ワレワレ夫婦には、なぜこの状態でおつりが発生するのか意味が分からない。
駐車場の人はすぐに戻って来て、「はい」と言って200円返してくれた。
?????
ん?なんか理解不能。ま、いっか。

だいぶ暑くなって来たので、かみさんはここで革ジャンを脱ぎ、長袖のシャツを着た。
かくて出発準備が整った。
ワレワレ夫婦が発進するとき、駐車場の人が深刻な表情で「不具合をおこしますから、バーに触れないように通過して下さいね」と言った。
で、俺の心の中はこうだ。「いったい、何がおこるんだーーーー!!!」

ああ、なんか不思議な駐車場だった。しかしだ、駐車料金をおまけしてくれたことには、素直に感謝しなくてはならない。
駐車場の人、ありがとう!

それはさておき、国道120号から県道169号を左折して霧降大橋を渡り、霧降高原に向かった。
霧降高原道路を登り始めてすぐにかみさんが「だめだ、寒い!」と言った。ワレワレ夫婦は道の端にゼファー750とドラッグスター250を停めた。
後ろを走っていたバイクが2台、左手を挙げて挨拶しながら追い越して行った。多分道をゆずられたと思ったのだろう。実際譲る気持ちもあったのでちょうど良かった。俺も走り去って行くバイク2台に手を振って挨拶を返した。ミラーで見てくれますように・・・

かみさんはネットに押し込んだ革ジャンを引っ張り出し、そして羽織った。ファスナーを一番上まで閉じ、フェイスマスクで首から鼻までを覆った。
そして出発。

六方沢展望台で休憩。
ここまで来ると、革ジャンでも寒い。しかし相変わらずのいい景色。

初夏の空気と、美しい新緑。その中をワレワレ夫婦は走った。
前にも後ろにも車はいなくて、ものすごーく気持ちいい。
霧降高原道路は大笹牧場のあたりまで来ると、北海道を走っているのではないかと錯覚するほどの開放感だ。


霧降高原道路の突き当たり、「大笹牧場」に到着。

こんにちは、秋風羽織です。

それはさて置き、
想像はしていたが、すごーい数のバイクだ。
乗用車よりもバイクの方が多いのではないか。
しかし、前回来た時よりも、若干少なめか・・・

大笹牧場の目的はこれだ!
ここのソフトはワレワレ夫婦ごのみのミルク味で、すごーく美味しい。そしてでかい。
近場で食べられるソフトの中では、恐らくNo.1だ。

美味しいソフトクリームを食べて、ゆっくり休憩。

今日の宿はここからすぐの場所。若干時間を持て余し気味だ。それでも、施設内をぶらぶらしたり、羊をぼんやりながめたり、無線インカムの設定をいじったりしてたら頃合の時間になった。
で、宿に向かって出発。

午後3時10分。
出発から190km走って本日の宿泊地、「大江戸温泉物語 日光霧降温泉」に到着した。
バイクを車寄せに停め、規定の行動。フロントに行き、「宿泊なんですけど、バイクどこに停めればいいですか?」と質問した。
フロントの女性が「少し進むと野外駐車場の手前に地下駐車場の入口がありますので、地下駐車場のあいているところに停めて下さい。」と言った。
フロントの女性の説明によると、この建物は、フロントが3階、地下駐車場は2階になっているようだ。2階なのに地下駐車場って、なんか妙な感じだ。

ワレワレ夫婦は地下駐車場の車一台分のスペースにバイクを2台停め、チェックインして部屋に向かった。
部屋のタイプは8畳の和室。広くはないが清潔で居心地がいい。

旅装を解いて、速攻でお風呂。
体と頭を洗って、まず露天風呂に浸かった。
塩素臭のない、すごくいいお湯。
部屋でビール飲んで、プチ館内探検して、昼寝したら夕食の時間となった。
ワレワレ夫婦は1階の食堂に向かった。

宿の料理はビュッフェ。
料理の種類がすごく多くて、何があるのか把握できない。
俺は、とりあえず目に付いたものを皿にとり、トレーをいっぱいにして席についた。
かみさんは、じっくりと厳選してゲット。相変わらず凄い量の料理をテーブルに運んだ。

ビールとカシスオレンジで乾杯。なんせ今回は、結婚記念日及びHBDかみさんツーリングなのだ。
ちなみに、今回のプランは夕食時飲み放題付きだ。俺はビールと日本酒。かみさんはカシスオレンジを飲んだ。

食後にもう一度お風呂に行くつもりだったけど、いつの間にか布団に入ってそのまま朝まで熟睡しちゃったのであった。

5月27日、日曜日。
朝4時起床。
バスタオルとタオルを持って寝てたのでちょっとびっくり。かみさん曰く「お風呂行ってくんね」と言って立ち上がり、バスタオルとタオルを持って布団に入ったらしい。憶えてない。
よっぽど眠かったのであろう。

で、朝風呂に浸かりに行った。昨夜のリベンジだ。(リベンジって・・・)
俺は早朝の露天風呂を貸切で堪能したのであった。

朝食もビュッフェ。
昨日の夕食同様、すごい種類の料理がならんでいる。
俺は、和食、かみさんは洋食の料理をチョイス。普段の朝なら家では絶対食べない量の料理を平らげた。

部屋に戻り、荷物をまとめてチェックアウト。

"地上2階の地下駐車場"で、ゼファー750のタンデムシートとリアキャリアに荷物を括り付けて出発準備完了。
朝8時。ワレワレ夫婦は、一晩お世話になった宿を後にしたのであった。

宿を出て、県道169号(霧降高原道路)を日光方面に進んだ。ウェアは、革ジャン、Tシャツ、ジーパン。少し肌寒いが、朝の澄んだ空気の中、木立の中のワインディングを気持ちよーく進んだ。
霧降大橋を渡って、国道119号を左折。すぐのところにあるセルフのスタンドでゼファー750とドラッグスター250のタンクを満タンにした。
そして、日光インターチェンジから日光宇都宮道路に乗った。
日光宇都宮道路も東北自動車道も空いていた。
平地に降りて気温も上がってきたようで、暑くなく、寒くなく超快適に走行。

いつものように佐野サービスエリアで20分程休憩して、その後はノンストップで我が家をめざした。

午前10時40分。
本日霧降高原の宿を出発してから158km、昨日の朝我が家を出発してから348km走って無事に帰還したのであった。


今回、久しぶりのお泊りツーリングは、2日早めの「結婚記念日及びHBDかみさん」という、おめでたいアニバーサリーツーリング。
俺が一番好きな季節に好天の中、トラブルも、渋滞もなく、さわやかに走ることにより、アニバーサリーをお祝いできたことに満足だ。

かみさん。いつも支えてくれてありがとう。これからも宜しくね!って感じの素敵な一泊二日であった。



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