2006年9月17日(日)
GN 初群馬 IN 伊香保

目的地 伊香保露天風呂
ルート 行き : 環七 → 国道17号 → 県道25号 → 県道15号 → 県道33号(ちょっとだけ)
帰り : 県道33号 → 県道15号 → 県道25号 → 国道17号 → 環七
走行距離 280km

今週の休日出勤は予定通り昨日一日で完了した。出来る男は違う。しかし、非常に強い台風13号が日本に接近しているので、今週はツーリング無理だろな、と思っていたら、昨夜の天気予報で関東地方は夕方まで雨が降らないという。俺は一気にツーリングモードになり、ツーリングマップルをチェックし始めた。よし、決めた。伊香保に行って露天風呂に入り、水沢うどん食ってこよう。GNで初の群馬入りを果たすのだ。もう誰にも俺を止めることは出来ない。(誰も止めね-よ)


4時に起きて支度を終え、天気予報やってないかと思ってテレビをつけたらテレビショッピングに見入ってしまい、出発が4時50分になってしまった。4時30分に出ようと思ってたのに、俺のばか。夕方までに帰宅しないとドッパーンと雨になるかもしれない。今日は言ってみれば台風とのレースなのだ....まあ、あれだ。そういう側面もある。

環七から国道17号に入り、高速の下の分岐を左に入る。のんびり中山道行くのもいいけど、今日はそのまま高速の下を走って新大宮バイパスに入るつもりだ。笹目橋を渡って板橋区から埼玉県に入り、ひたすら走る。

出発から50キロ位走ったころ鴻巣市のあたりで6時になり、コンビニでトイレ休憩と朝食。いいペースだ。

熊谷バイパス、深谷バイパスは通らず、中山道で熊谷市、深谷市、本庄市と通過し、神流川橋を渡ると高崎市に入り、群馬県だ。県境の看板が橋を渡りきる寸前にある。俺は、メットの中で叫んだ。「写真とりてーーーっ!!でも停められねーーーっ!!」

橋をわたって、少し走ったところに高崎市の看板があった。なんかしょうもない看板だけど、まいーや。写真撮っとこ。

7時32分、何はともあれGNで初の群馬入りである。関東制覇に向けて残るは神奈川だけだ。待ってろ神奈川!すぐ行くからなっ!!...あれ?なんかデジャヴ...

中山道で上越新幹線の高崎駅を回り込んで県道25号を左折して暫く走り、鬼ケ橋という交差点を左折して県道15号(前橋伊香保線)に入る。このあたりから榛名山に向かってグングン高度が上がっていくので、グングン寒くなる。俺は、GNを停め、念のために持ってきたアクリルのワークシャツをジャケットの下に着込んで再出発したのだった。

県道15号からちょっとだけ県道33号を走り、伊香保温泉街の方へ左折する。まずは伊香保露天風呂だ。ごちゃごちゃした道を走り、石段で行き止まりになったりして訳わかんなくなったが、伊香保温泉街の観光案内図があったので停まって見てみた。...あ、ここだ。

とゆーわけで、8時45分、出発から136キロで伊香保露天風呂に到着したのである。

駐車場からちょっと歩くと、飲泉所がある。どれどれ。うげーっ!ってゆーか、おえーっ!
悪いことは言わない。これはやめといたほうがいい。体に悪い。

伊香保露天風呂は石段街、温泉街を登り切ったどんづまりにある車止めから1、2分歩いて行く。すぐとなりには伊香保温泉の源泉や、日本に近代的な温泉療法を紹介した、ドイツ出身のベルツ博士の銅像なんかがある。源泉はガラス製のドームで覆われていて、温泉が湧き出す様子を見ることができる。

9時からのはずだがもう入れそうなので、入り口の受け付けで料金400円を愛想のないおばちゃんに払って入場する。浴室は男女別だ。俺が一番かと思ったが、脱衣所に既に一人いた。残念。

ここは脱衣所も表なので、冬はさむそうだ。無料のロッカーがあるので貴重品も安心だ。 さすがは有名且人気の露天風呂だ。服を脱いでいると続々とお客さんが入ってきた。

手前の浴槽がぬるめの湯、奥の浴槽が熱め。もちろん100%掛け流しだ。俺は掛け湯をして熱めの浴槽に入った。バイクで体が冷えているので最初はジーンとくるが、なれてくるとそんなに熱くない。のんびり入浴できそうだ。何回でも言うけどツーリング中の温泉はほんとに最高だ。アルフレッドも一度やってみなさい。

泉質は、カルシウム・ナトリウム−硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物温泉(ながいよ)。神経痛、胃腸病、打ち身などに効くらしい。出たり入ったりして堪能して湯から上がり、伊香保露天風呂を後にしたのだった。
さっぱりして、伊香保の石段街をのんびりと散歩した。石段街は伊香保神社への参道で、両脇にお土産屋さんがズラーッと並んでいる。ポカポカしてるので冷たい風が気持ちいい。3連休の中日ということもあって観光客がいっぱいいる。ヘルメットかぶったまま散歩してたら、変な顔で見られたけど、今更脱ぐのもめんどうだからいいや。

おみやげ屋さんで「湯の花まんじゅう」9個で800円を買った。たまにはかみさんにお土産買ってってあげないとね。
石段街を後にして竹久夢二記念館を通過し、県道15号を右折する。渋川総合公園っていうところに入ってトイレ休憩。だだっぴろい敷地だが人がいない。キャンプ場もあるがだれもキャンプしてない。閑散としてて寂しい。そうだ!セルフタイマーで自分の写真撮ろう。

GNが真中にくるようにセットしたのだが、シャッターを押して急いで跨り、サイドスタンドを上げるとずるずると後ろにさがって中心からずれてしまった。傾斜になっていたのだ。ふんばって止めたが(ブレーキかけろよ)、カメラの方を向く余裕なんかない!
残るはもう一つの目的、水沢うどんだ。県道15号沿いの岩戸屋っていう店に入り、山菜かけうどん1,050円を注文したら、うどんと山菜が別の器で出て来た。どうやって食べるか分からないので、全部うどんに入れて食べた。うどんがつるつるしこしこしててうまい。山菜もうまい。ビール飲みたい欲求にかられたが、我慢して店をでた。さ、帰ろ。

県道15号から県道25号を走り、国道17号を東京方面に右折する。埼玉県に入って深谷バイパス、熊谷バイパスをガンガン走る。桶川あたりで渋滞したが、国道16号を右折してちょっと走り、新大宮バイパスを左折するとあとはもうスムーズだ。ノンストップで走って大和町で環七を左折して、15時5分に無事帰宅したのだった。


俺には珍しく、現地でちょっとゆっくりした。観光旅行みたいなツーリングだったがこれはこれで楽しい。

帰宅してすぐに雨が降ってきた。あぶないところだった。こういうとき普段の行いがものを言うのだ。ってゆーか、非常に強い台風13号も俺にはかなわなかったということだ。


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